捏造新聞

ただし朝日新聞ではない。

その判決は、トランスジェンダーと変態にとって朗報である。いや、それよりも私は

いやあ、びっくりした。最高裁が「戸籍上の性別を変更する際に生殖能力をなくす手術を必要としている今の法律については違憲である」との裁定を下したのだ。つまり、チンコが付いていても戸籍上は女とすることができるのだ。その判決に対して、一部の人たちは「身も心も男なのに『私は女』と言い張って女子トイレや女風呂に入り込む変態がいるのではないか」と危惧しているそうだ。面白い時代になったものである。いやいやいや、早合点するな。私は、そんな内容は実はどうでもいいのだ。私は、性同一性障害じゃないし、正直あまり興味もない。私がびっくりしたのは、最高裁の写真である。大層な部屋の正面にズラーッと裁判官が並んでいるのだ。どうやら15人いるらしい。なんじゃい、偉そうに見下ろしやがって。お前らお代官様かなどと反感を抱いたのだが、私が言いたいのは、あれだけの人数が決めた結果と、私が瞬間的に導き出した結果がほぼ同じだということなのだ。通常の事件に対する判決でも、有罪か無罪かはもちろん、懲役の年数まで、私はほぼ外したことがないのである。おそらくほとんどの人が同様の経験を持つのではないか。今回の判決についても「手術が必要」の部分で、私は性別変更が認められるのではないかと予想していた。つまり、あんなにズラーッと裁判官を並べなくても、私一人でも妥当な判決を出せるのである。金も時間も今よりもはるかに効率化できる。「最高裁であるぞ」と権威付けしたいのはわかるのだが、もう少し省力化してもいいのではないか? かつて聖職と尊敬された教師だって、今は生徒に舐められる存在なのだ。裁判官も、そろそろ世間から舐められてもいい時代なのではないかと思うのである。まあ、弁護士はとっくに舐められているけどね。ペロペロ。