捏造新聞

ただし朝日新聞ではない。

中学時代の弁当に関するささやかな思い出

市立中学の女子生徒の弁当に対して「ごはんがまずそう、おばあちゃんみたい、冷凍食品ばかり」などと嫌がらせを受けた結果不登校になったという記事を見た。思わず怒鳴りましたね。「冷凍食品を馬鹿にするか~っ」と。いやいや、怒るべきは、そこじゃないな。弁当は基本的に母親が作ることが多いだろうし、それを馬鹿にされることは女子生徒としてもつらいだろう。「顔がキモい」などとも言われていたらしいが、それよりも母親絡みの悪口の方がダメージは大きいかも知れない。私だったら、それ以降、馬鹿にした連中の弁当を入念にチェックして「あ~っ、これはニチレイのからあげチキンやろがい。なんじゃい、かわいいミートオムレツもはいってるやんけ。野菜かて三種のサラダやないかいっ。お前もニチレイの冷凍食品ばっかりやんけ~っ」と指摘してやるのだ。上級国民や花輪君の弁当ならいざ知らず、公立の中学生の弁当だと、冷凍食品を使っていないケースは極めて少ないのではないか。それか前日の余り物だろう。まあ、そういう反撃ができるなら最初から不登校にはならないだろうが。女子中学生には、他人にそんな言葉を投げつけるような性格異常者は放っておきなさいと伝えておきたい。イジメはもちろんパワハラやセクハラが平気でできるのは、精神のどこかに欠陥がある者だけなのだ。

ちなみに私も中学では弁当派だったのだが、実はパン食の連中がうらやましかった。連中は購買部でカツサンドやタマゴサンドを買っていたのだが、そのうまそうなこと。一度クラスメートに弁当とパン代を交換してもらったことがある。私は、喜び勇んでパンを買いに行った。そしたら、あなた。購買部の前は生徒たちで大混雑である。人気のパンは、すぐになくなるようなのだ。私も人の波に突進したのだが、えらい目に遭った。「おい、後ろの女子。私の背中にオッパイを押しつけてくるのはやめたまえ」「おい、隣の女子。左手の甲が私のチンコに当たっているぞ」などと危機的状況である。私は、すぐに離脱してしまったためにカツサンドは買えず、結局私の昼食はジャムパンとクリームパンになった。今だったらなあ、と私は当時の状況を思い浮かべる。まるでエロ漫画の設定ではないか。無料で痴漢電車ごっこができたのになあ、と少々残念なのだ。