捏造新聞

ただし朝日新聞ではない。

誤認逮捕は仕方がない。滋賀県警なんだから。

しかし、ひどい事件があったものだ。

いなり寿司を万引きしたとして74歳の女性が誤認逮捕された事件である。80時間以上も拘束されたのだが、結局、知人からもらったいなり寿司であることが判明し釈放されたのだ。

いなり寿司が大好きな私からすれば、決して許すことのできない暴挙である。これがせめて鯖鮨であれば、まだマシなのだがいなり寿司では断罪やむなしである。

まあ、誤認逮捕は滋賀県警の日常茶飯事だから仕方がないと言えるだろうが、それにしてもひどすぎる。

記事には「駆けつけた警察官が、すでに店の関係者から事情を聴かれていた女性のカバンにいなり寿司があるのを確認し、窃盗容疑で現行犯逮捕」とあるのだが、いやいや、まさに窃盗している現行を取り押さえるから現行犯逮捕のはずである。もし、警察官が「現行犯逮捕」と言ったのなら、その時点で間違っているのではないか。

まあ、無能の滋賀県警だから仕方がないな。無能だから正しい法律知識がなくても責められないのである。認知症の老人を責められないのと同様だ。

それにしても110番通報したという店の関係者というのもひどい。明らかに間違っていたわけで、万引きGメンなのかバイト店員なのか知らないが、滋賀県警と同様もこちらも断罪されるべきだろう。

もし警備会社から派遣された万引きGメンならば、その会社の名前を明らかにすべきだろう。警備員が万引きするよりも、一般人を間違えて拘束する方がはるかに罪は重いのだ。さらには、すぐにレジ照合をしなかった店側の怠慢もひどい。店名を報道しろと言いたい。まあ、滋賀に行くことはないと思うのだが、近くに寄った際はいなり寿司を投げつけてやろうと思う。

こうしてみると、いやあ、本当にひどいやつばかりである。「異常も日々続けば日常になる」という言葉があるが、無能がこれだけ集まると、誰だって有罪になってしまうのだ。おちおちいなり寿司も食ってられないのである。