前に韓国人が「一人あたりのGDPが日本を抜いた！」などと喜んでいた。で、2022年度のデータを見てみると、なんじゃい、日本が31位で韓国が34位ではないか。上だ下だと騒ぐような順位ではない。そもそも世界1位はどの国かというと、ルクセンブルク大公国である。もう、30年くらいこの国が1位である。だが、そんな国は、私は知らないのだ。知り合いにもルクセンブルク大公国人などいない。まあ、一人あたりのGDPというのは、人口の多寡がポイントで、例えば人口5,000万人以上の国で比較すると日本のランキングは世界6位くらいなのだそうだ。ルクセンブルク大公国の場合は、人口は67万人程度。ギュウギュウに詰め込めば、甲子園球場に入りきるのではないか。しかも、近隣諸国からの通勤者が多く、またタックスヘイブンでも有名な国であり、そのことも一人あたりのGDPを押し上げる要因となっているらしい。ちなみに名目上のGDPで、韓国はブラジルにも抜かれて12位なんだそうだ。さっきから泣き叫ぶ声が聞こえると思っていたが、さては在日韓国人だな。日本人のリベラルにも「日本の一人あたりのGDPは～」などと喧伝している人がいるが、実態はこうである。まあ、GDPが上がろうが下がろうが、私の生活はほぼ変わらないわけで、気にするだけ損である。杞憂というやつだろう。
