捏造新聞

ただし朝日新聞ではない。

ゼロゼロゼロ融資なら、私も借りたい。

 

いやあ、私は仕事は自分のためにやってるけどなあ。ゼロゼロ融資を受けて経営が立ち行かなくなった居酒屋の店長が「やっぱり子供のためですね。子供の生活環境が変わるのは避けたい。意地でもやろうと思ってます」と語っているのを見て、私はそう思ったのだ。私も仕事で苦労したことはあるが、だからと言って「子供のためだ」などとは一度も思わなかった。自分のためである。仕事が好きだからやっていただけである。そもそも「お前たちのためにお父さんは頑張ってる」などと知らされても、子供にとってはいい迷惑ではないか? 子供には「お父ちゃんは金持ちだ」と思わせておけばいいんですよ。親の苦労をわざわざ知らせる必要はない。さて、ネットの記事では「ゼロゼロ融資」が話題になっていて、これは無利子無担保が原則なんだが、そのネーミングから「借りんと損や」と飛びつく人が多いのではないか。例えばゼロゼロゼロ融資、無利子無担保に加え、無催促なら私も飛びつくが、期限が来れば返済がはじまるのである。当然、経営的な見通しが立っていないと単に倒産が先送りになるだけだ。借金の額も増えるのである。前述の居酒屋の店長もとっくに借りた金はなくなって返済を延ばしてもらっているらしい。アホな人かな、とネットで検索したら、そこそこ頑張っていた人のようだ。5階建ての店舗で家賃が270万円。人件費も入れると固定費は月額400万円以上か。この人が立ち直せる確率は、28%と見た。う~ん、この数字ではちょっと可哀想か。頑張れる人であることは確かなようだしな。え~い、大負けに負けて54%にしておこう。もってけ泥棒。