今日は『DQNの川流れ』の日である。1999年8月14日、DQNが川で流され18人中13人が死亡した。私は、リアルタイムでこの中継を見ていたのだが、やはり気分が悪かったなあ。「危険だ」という警察の警告に対しても「楽しんでるのにジャマすんな」と言い放ち、いざ増水して身動きがとれなくなると「仕事やろ。さっさと助けんかい」と怒号を上げる。事実かどうかは知らないが、助けられた後、近所の人から差し入れされたおにぎりを「まずい」と投げ捨てたという話も伝わっている。調べてみるとリーダーらしき男は生き残ったようで、私の独断だが、こういう人間は後悔も反省もしない。今も警察や消防に責任転嫁をしながら生き続けているのではないか。それにしても感心するのが「DQNの川流れ」というネーミングだ。DQN（ドキュン）というのは今は死語かも知れないが、ここでの使い方は語呂が良すぎである。秀逸であり、このネーミングがあるから、この事故のことを忘れない人が多いのではないか。「玄倉川水難事故」ならば、記憶するのさえ苦労する。しかも、玄倉川の読み方さえわからんのである。げんくらがわ、だろうか？
