捏造新聞

ただし朝日新聞ではない。

「トケマッチ」ネーミング的には28点

「トケマッチ」という高給腕時計のシェアサービスをやっていた会社が炎上しているらしい。預かった高給腕時計を、そこの社長が売り払って海外に逃走したのである。

あなたね、まず「トケマッチ」というネーミングが馬鹿丸出しではないか。センスのかけらもない。次に自分の高給腕時計を人に貸し出すという点で、その被害者も馬鹿丸出しである。まあ、被害者だから小馬鹿丸出しといったところか。

外の洋式トイレは決して使わない私からすれば、愚のコケコッコーと言っても過言ではない。誰が座ったかわからないような洋式トイレに座るくらいなら、ウンコを漏らした方が断然マシなのだ。他人の尻よりも、自分のウンコの方が愛着があるのだ。決まっているではないか。

腕時計だって同じだ。見ず知らずの人間が自分の大切な腕時計を付けることに嫌悪感を覚えないのか? 一体どういう育ち方をすれば、そんな愚挙を晒してしまう馬鹿者になってしまうのか。私が親なら勘当ものである。

そもそも被害者は、高給腕時計を持ってはいるが、腕時計の愛好者ではないのだろう。腕時計好きなら、こんな馬鹿なサービスを利用したりはしないのだ。貸し出すことでいくら金をもらえたのか知らないが、そんなサービスに飛びつくなど情けないにも程がある。

さもしいという言葉がピッタリだ。高給腕時計を所持していても、その精神は極めて貧しいのだ。心だって貧すれば鈍するのである。

おそらく資産運用のつもりで買ったのだろうが、それではあまりに腕時計がかわいそうである。豚に真珠、馬の耳に念仏、英語で言えばCast not pearls before swine(豚の前に真珠を投げるな)である。もったいないから、ワシにくれと言いたい。

「だます方もだまされる方も、恥を知りなさいっ!」と杉下右京なら頬をブルブル震わせながら静かに怒鳴るだろう。